フィリピンより帰国し次の土曜日、よいよ教習所の門を叩く大型二輪免許の説明を受け入校申請を済ませ、1週間後の日曜日が適性検査だ、私が18の時に普通自動車」を所得したときは適性検査など無かったように思う、更に数日後よいよ教習開始となった。
使用するバイクはホンダCB750だ、高校のころ友人の50CCを借りてちょこっと乗ったことがある位なので、初めてバイクに本格的に乗ると言って良いだろう、少年時代は750CC ”ナナハン” といったら羨望の眼差しで見ていたものだ、免許制度も今と違い二輪限定解除を所得した者しか乗ることが許されなかった、教習所では所得出来ず、試験場での一発試験のみだった、知り合いには勿論いなかった。実際に教習とはいえ自分が”ナナハン”に跨ると思うと感慨深い。
最初は教官の後を押して歩いた 『重いなぁ~これがハーレーだったらどうなるんだ!?』 と辛かったがハーレーへの試練だと思うと辛くもあり、それが楽しくって仕方がない様に思えてきた。
実際にエンジンをかけてみるとこれは感動ものでした、ハーレーとは違いましたがよいよだなと、実感でき、心が高揚してきた、ギアをローに入れクラッチを教官の指導どうり操作すると思ったよりスムースに発進ができたほっとした、何故なら小学生の頃、親戚の50CCのダックスに乗った時クラッチをいきなり離してしまい前輪が浮き上がる”通称ウィリー”ってやつをやってしまって、それがトラウマになっていたから、更に教官が 『○○○さんあの金網にフェンス見てごらん』 と。。。。んん確かに縦に150cm位大きくへこんでいる 『あれは半年位前かな~クラッチ操作を指導どうり出来なかった生徒がいてね、バイクが暴走しているにも関わらず教習生は手を放すことが出来ず、バイクと一緒に金網によじ登ちゃったんです、それでねバイクが転んだ教習生の胸を直撃半年入院だったんですよ!!』と こんな事を聞いたもんだから余計に心配してしまって、上手く発進出来たことは、本当にほっとしました。
一段階、二段階と次第に慣れてきて調子よく進んで来た頃友人とまたハーレーディラーへ行った、もう時間も暗くなってきた頃店長にいろいろと話して相談に乗ってもらい、車種はFXSTCソフテイル・カスタムに私自身決定した!!店長が 『とりあえずお取り寄せしましょうか?』・・・・えっつ 一瞬わけが分からず、しばらくして小さく ”ハイ” と言ってしまった自分がいた。。。。
まあいいじゃないか!! ちょっとハーレーに近くなった日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿